2007/1/28(日) アイスクライミング講習
2007-01-28


無名山塾の雪山講習。26単位目。
講師K澤氏、CUにS口・R氏、講習生はK森・K、S木・Y、U山・K、S藤・H、K村・H、Y永・H各氏、ゲスト2名と自分。ゲストのひとりは年末の天狗岳(⇒ 2006/12/23〜24 北八ヶ岳・天狗岳[LINK])にも参加したK生氏。

27(土)夜に塩山まで行き、車に分乗して西沢渓谷入口近くの道の駅・みとみ[LINK]へ。S木氏、Y永氏は沢自主をやって一足先にテントを張っていた。隣に講師のテントを設営し、S藤、K生氏と就寝。

28(日)朝、車を渓谷入口手前の公衆トイレ(冬季閉鎖中)の駐車場に移す。もう一人のゲストA立氏と渓谷入口で合流し、9月の釜ノ沢(⇒ 2006/9/2〜3 釜ノ沢[LINK])の時と同じルートを入った。河原は真っ白、山道に入るところでアイゼン装着。
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8:30頃、例年使っているという氷壁に着く(釜ノ沢の時、S木氏が乙女の滝と言っていたのは思い違い)。が、講師が偵察した結果、氷が小さく、沢を渡る部分も危なっかしいため見送り。
さらに1時間ほど進んで山ノ神から沢に下り、対岸へ。講師の偵察について行くと、樹林の間に結構大きな斜面がある。氷瀑ではないのでクライミングにはならないが、以前にも使ったことのある様子。
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ここでは講習生が3人ずつに分かれて、コンティニュアス(二人以上がお互いをロープで結び合って、同時に行動すること)で斜面を登り、立ち木を支点に懸垂下降。
登りは自分がトップ、ゲスト、S藤氏の順。トップで歩く際のロープのまとめ方をS口氏に教わったのだが、斜面の上で一度解いたらもう再現できない。肩に掛けて前で結べば引っ張られても結び目で止まって形が崩れない方法、後で確認しよう。足もとの傾斜は結構急で、雪の下は岩の側面だったり氷だったりで滑りそうだ。先頭の自分はアイゼンの前爪で岩の出っ張りを探ったり雪や氷をキックステップしたりで上がるのだが、後ろのゲストはやはり苦労している。時々立ち止まって待ったが、ロープが張ったり弛んだりするのもよくないだろう。やはり一定の間隔で歩かなくては。
下りは立ち木にセルフビレイを取った上で、ロープの届く範囲で次の支点になる場所を探す。今回は足で登れる斜面なので懸垂自体は難しくない。ただ、ゲストは初めての懸垂なので、エイト環にロープを通すところから説明したが。中間の足場からは先に降りた組が2本繋いで使ったロープを借用。

この斜面には12:40頃までいて、また1時間かけて例年の氷壁に戻る。途中、やはりクライミング練習らしいパーティを見かけた。氷壁ではまず講師とS口氏が沢を渡り、講師が壁を登って偵察、トップロープを2本セット。アイスアックスは講師やS口氏が用意してくれている。
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アイゼンの前爪を氷に打ち込んで立ち込む、アックスを抜く時は左右にこじらないといった説明を受けてから登ってみるが...
やはり最初はちょっと怖い。アックスに体重をかけて抜けないか、アイゼンの爪は滑らないかと、膝が笑いそうになった。実際に一度足が外れたりして、何とか上がったもののすっかり腕が疲れた。しかし下りてから気づいたが、アックスはストラップで手に掛っているのだから、そんなに一生懸命に握っていなくてもいいのだ。

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[登山とかハイキングとか]

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