以前にも同趣旨のことを書いた気もするが、腹が立ったのでまた書く。ATOKばかりでなく、Windows標準のMS−IMEも同じなのだが...
文章を作成していて「屠」の文字が欲しくて、「とさつ」と入れたら候補が出ない。屠殺(とさつ)も屠畜(とちく)もダメ。
以前に気づいたところでは「気ちがい」はもちろん、「狂人」さえ変換しない。「きちがい」を変換したら「基地外」と出たのは、これはこれでシャレているが。
これらは放送禁止用語かも知れないが立派な日本語であり、最近の若者が「ふいんき」を変換できないなどと言うのとは次元が違う。日本語処理の先頭を走る企業が言葉狩りの先頭をも走るつもりか。
今やATOKでは「ふいんき」を《ふんいきの誤り》と注釈付きで「雰囲気」に変換してくれるが、本末転倒も甚だしい。
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