仕事時代の仲間、T田・Y氏とは、一度千葉で飲みましょうと以前から言っていた。延び延びになっていたが、この土日は天気予報も悪くないことであるし、ツーリングに出ることにした。
■10/28(土)
朝のうち大気不安定で雷まで鳴っていたのが落ち着くのを待って、9時に出発。時間節約のため高速道を使ったが、海ほたるの手前がノロノロで閉口した。
木更津東ICで高速を降り、木更津市真里の三峯神社に11時半到着。
社殿の前に「三峯講社碑」と「講祠再建記念」碑が建つ。前者は裏面に「此講社ハ明治廿二年ニ・・・」とあり、後者は平成25年の建立。社殿の中には三峯神社のお札を中にしてオオカミの木像が祠を護っていた。祠にはおそらく御眷属守が収められているのだろう。オオカミ像の年代は不明だが、スッキリした造形に鋭い牙や眼光が表現されて、良い造りだ。お札には「真理講社御中」とあり、この地区の三峯講が現在も活動していることが窺われる。
この三峯神社の隣にも中に祠を収めた建屋がある。その傍らの碑は台座に「是より西」などとあり、境界標のようなものか。年号は「正徳五 乙未」(1715年)と読めそうだ。
養老川の河原にある露頭はビジターセンターから道を下って徒歩5分ほど。この道は、GSSP選定を争ったイタリアとの「学術文化友好の小路」になっている。露頭にはガイドの小父さんがいて説明してくれた。ゴールデンスパイクの打ってある窪んだ線が白尾(びゃくび)火山灰層で、前期更新世と中期の境界。77万4千年前〜12万9千年前が中期更新世=チバニアンとなる。崖にはサンプルを採取した穴が何か所もあり、そこに刺してある杭は緑が正磁極期、赤が逆磁極期で、中間の黄が磁極がフラフラと移動していた時期とのこと。正逆の定まらない期間が思ったより長い。
次はずっと北上して千葉駅を通り越し、検見川の三峯神社へ。16時近くで日が傾いてきた。
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