2025/7/20(日) 矢岳
2025-07-20


埼玉県山岳・スポーツクライミング協会(SMSCA)[LINK]創立70周年記念事業「埼玉・山のグレーディング現地調査」の無名山塾担当分として、秩父の矢岳へ。リーダーY田・M氏、サブリーダー自分、他にT・M氏(女性)とT橋・M氏の計4名。
矢岳は過去に2回(⇒ 2015/7/20記事[LINK]2022/11/24〜11/25記事[LINK])踏んでいるが、西側の林道を終点まで詰めて登るのは初めて。

武州日野駅に集合、9時に出発。
集落を出はずれて舗装林道を行くと、小蛇が腹を見せて死んでいる。Y田氏がひっくり返してみるとマムシだ。
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安谷(あんや)川(川浦谷渓谷)沿いの道で、クルマで来ている沢登り二人組に出会う。休憩した地形図499m手前でスマホの電波が入らなくなった。山と高原地図(手持ちは2022年版。以下、「地図」と表記)に「一般車はここまで」とあるより手前の499m付近で関係者以外立入禁止となっているのは、奥で行われている林道復旧工事の関係のようだ。
10:45に森林管理署事業所小屋。「秩父営林署 日野休憩所」の看板が掛かっている。施錠されており入ることはできないが、中はそれなりに快適そう。
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小屋を過ぎると林道は未舗装となる。連続するヘアピンカーブを進んだ876m手前では崩落した林道の復旧工事中(週休二日で今日は無人)。
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その先ますます道は荒れてくるが、歩くのに不自由はなく12時半に終点に到着した。ここは電波状態はあまりよくないが、メールを受信できた。林道は全般に日陰が多く、また安谷川や大小の水流の涼気のおかげで、それほど暑い思いをせずに済んだ。
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ここからは地図の破線ルート。休憩の後、方角を確認して沢に沿った踏み跡に入る。半分草に覆われているが、適度に赤テープが付いている。
踏み跡および赤テープに従って沢沿いに登っていく。踏み跡が細く、油断すると沢に転がり落ちそうな箇所もある。
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そのうちに赤テープが乏しくなって進行方向を探る必要が出てきた。時々足元の枝に古びたテープが見つかったりする。通る人が少なく、テープの更新がされていないようだ。特に1200m辺りからの急登は苔に覆われて踏み跡が判らない。日が落ちたり、あるいは雨模様で視界が悪いと、ルートファインディングに苦戦しそうだ。
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急登をこなすと1350m辺りからトラバースになり、白い板を添えた杭で折り返して稜線に出た。赤岩ノ頭(1448m)の北で、木の幹に《荒川分岐》の金属プレートが付いており、登山道を挟んで朽ちた指導標も立っている。
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[登山とかハイキングとか]

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