2020/9/19(土)〜9/21(月) 梅ヶ島温泉〜七面山〜身延山
2020-09-19


ともかく抜け出して赤テープを見つけ、そこから踏み跡に見えるものを追っていくと先が窪地になっている。草の緑が美しいが、正解はおそらく左手の高い方だろうと修正していくと道があった。
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1964.5m三角点に13:30。その傍らに「いくむし山 1964.5M」と記した紙がペットボトルに入っているが、地図に山名表記はなく、標高を語呂合わせ的に読んだだけ? 四之池からここまで、コースタイム1:20をわずかにオーバーした程度で済んだ。天候は回復傾向にある様子で、薄日が射してくる。
どうやら倒木帯も終わったらしく、樹林の間を行く普通の山道となった。と、聞いたことのない鳥の声「キョエヨキョエヨ」。グァーグァーと鳴き交わす奴もいる。明るい曇りで適度に風もあり快適に歩けるが、下の方はガスが掛かって見えない。14:30に喜望峰(1980m)。地図に「白峰南嶺の眺望」とある通りに樹林から出るが、残念ながら雲にまとわりつかれて山はあまり見えない。
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七面山の手前は地図に「三ノ池」続いて「地形複雑」とある。植生は多少湿地ふうであるが池は無い。左手に高いところを見ながら伸びている道を素直に辿ると七面山の山頂(1983.1m)に着いた。三角点もここにあるのだが、最高所の1989ピークは踏んでいない。そう言えば先ほど道の脇に「山頂」と書いた板があったのが、1989に導くものだったのだろう。こちらの山頂は特に眺望もないのだが、方位指示盤が置かれていた。土台の壊れた指示盤の中央は「七面山 1982m」で設置年が「1982年」。標高に合わせた記念だったのかもしれない(それにしても1m違うが)。山頂標の柱に「平成30年9月・・・台風24号により、八紘嶺から七面山への登山道が被害を受け・・・登山道の判別も難しい状況・・・」と掲示があった。そういうことは八紘嶺で教えてくれよ(実際は教えてくれていたのだった。*1参照)。
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七面山を下りていくと、今日初めて人に会った。大崩れ(ナナイタガレ)を見に来た単独男性で、なるほど、これは凄まじい大崩落で一見の価値あり。
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そこからわずかで、15時半に敬慎院に到着。正面の富士山はすっぽり帽子を被っている。敬慎院は明日、下山前に参拝することにしよう。
奥の院へ向かうには敬慎院を出るのだと思って山門をくぐるが、分岐もないまま道はどんどん下ってしまう。これはおかしいとGPS地図を確認すると、ここは表参道だった。引き返して敬慎院の堂が建つ敷地に入ると、奥の院への道標があった。またガスの出てきた道を二ノ池を見送り、16時過ぎに奥の院[LINK]に到着。ちょうど到着した参籠者に倣って靴を脱ぐと、入口からすぐの5-6号室に案内された。


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